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国会について考える…その10(とりあえず、置きます)

2008/01/26 19:26

 

前回迄で、現状とは全く違う参議院と、衆議院の選出方法を提案しました。
その衆議院は、参議院に対して、現在話題になっている「再議決権(59条)」をはじめ、
「予算の承認(60条)」、「条約の承認(61条)」、及び、「内閣総理大臣の指名決議(67条)」
において、優位を持っていることは、現状通りでよいと思います。


参議院に選挙によらない議員が存在すれば、
民主主義の原則から言って、差が付くのは当然でしょう。


但し、ここで、国会について考える中で、最後に、大きな提案をしたいと思います。


衆議院には解散というシステムがあります。
これは、現在、「内閣総理大臣の不信任決議(69条)」に対する
内閣(行政)側の手段として考えられています。
一方、両院は、各々の内部で、院内自治という形で、
その議員の資格剥奪決議を2/3以上で行うことを定めています(55条・58条②項 )
RAMは、これを「国会内自治」というように拡大し、
参議院に、2/3以上の賛成による「衆議院解散」権を与えたいと考えます。

既に、RAM案では、参議院は選挙によらない、政党色の薄いものになっています。
一方、衆議院は、政党に対する比例代表制で構成されます。
この、両院の性格の違いは重要なのですが、
衆議院の任期中に社会情勢が大きく動いた時に、
内閣総理大臣が解散を命じない場合、素早い対応がとれない可能性があります。
「党利」が国民の利益に優先することが、懸念されます。


衆議院が、参議院に対して、多くの優位性を保つ代わりに、
その暴走を防ぐシステム(解散)を内閣だけでなく、
参議院にも与えて、安全を図る、というのが、この提案の趣旨です。


この提案の趣旨の土台には、次回のエントリ以降で考える
内閣(行政)の、新しいあり方と、密接に連動するものがあります。


次回以降の提案も合わせて、
皆様のご意見をお待ちしております。

カテゴリ: 政治も    フォルダ: 憲法改正

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コメント(13)

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2008/01/29 05:34

Commented by 真凛 さん

Dear RAMさん,


おはようございます♪
レポート提出っw

今のままの「参議院」なら「解散権」を与えたくないw
イメージとしては あらゆる分野の長老?様(って年功序列的な言葉?)とか賢者様で成り立つ「参議院」ならば 与えて差し上げてもいいかもww
「選挙によらない」は民主主義的じゃないけど 党や地方のしがらみを切り捨てることが出来なければ「衆議院」と何も変わらないし それ以下って印象の今の「参議院」じゃ 存在価値ないよねっw って酷い?      
参議院」の在り方を抜本的に変える事ができたら 今の変な価値基準を 根底から覆すことが出来るかもしれない..期待し過ぎかなw    

  

 
 

2008/01/29 21:23

Commented by RAM さん

To 真凛さん
>おはようございます♪
>レポート提出っw
>
>今のままの「参議院」なら「解散権」を与えたくないw
>イメージとしては あらゆる分野の長老?様(って年功序列的な言葉?)とか賢者様で成り立つ「参議院」ならば 与えて差し上げてもいいかもww
*本来、参議院とは、そうあるべきところですね。

>「選挙によらない」は民主主義的じゃないけど 党や地方のしがらみを切り捨てることが出来なければ「衆議院」と何も変わらないし それ以下って印象の今の「参議院」じゃ 存在価値ないよねっw って酷い?      
>「参議院」の在り方を抜本的に変える事ができたら 今の変な価値基準を 根底から覆すことが出来るかもしれない..期待し過ぎかなw    
*「選挙によらない」でも、民主主義とは、矛盾しません。RAM案による参議院は、皇族をのぞけば、「機会の平等」はあります。

 
 

2008/02/01 14:21

Commented by kinny さん

んん、わが国における特殊事情の上においては、正しいように見える。

原則的にはまちがいである。なぜなら、持たざるものは本来、サイを何度も振りたがるものだからである。国際政治・変革のスピードに国が追いついていけない現状からは、なるべく権力の源泉が、衆の側にあって、新たな考え方を政治に導入していけるよう方向付けるべきなのだ。

だが、である。わが国に限っては、常に政治上の改革は、権力の側からもたらされてきた。鎌倉が徹底した闘争に及び得なかったのは、京都の方が社会としては先覚的であったからである。

変化を求めて、の動きではなく、むしろ災厄を逃れたくて、というのが、鎌倉の成立の真相であった。

ご一新でも、政治の変革は、上からもたらされた。
わが国の民衆は、いつでも愚かであってよい、という環境に甘えてここまできたのである。だから未だ、まともに政治に向き合えないし、向き合おうともしない。

いつまでも、無責任なスタンドから、選手に向かってヤジを飛ばしていたいのである。

そんな中では、RAMさんがおっしゃる、参議院の握る解散権、というのが、むしろ
「わが国的な事情を踏まえた変革の希求」
と捉えられなくもないのである。

ちょっとハナシが言うべからざる面に及びすぎたので、場のフンイキを考えて、この辺でヤメにしておく。

どこかいい機会を見つけて、一度お話でも(笑)

 
 

2008/02/01 23:26

Commented by RAM さん

To kinnyさん
>どこかいい機会を見つけて、一度お話でも(笑)

*是非!
この、改定案が揃った時には、一度、きちんとご相談しなければいけませんね。
もっとも、このペースでは、まだだいぶかかるでしょうが・・・。

 
 

2008/02/10 20:51

Commented by s-tatsu さん

参院に解散権とは!
思いもつきませんでした。なるほどなるほど。参院を有機的に機能させようとする意思が感じられます。

ただ、選挙なしの参院に解散権を与えるのは刺激が強すぎるかと。
そこで、考えました。
参院の解散権を、「解散の勧告権」程度に薄めてみてはいかがでしょう?

私が元ネタにしたイメージは、違憲立法審査権です。
すなわち、現行では最高裁がある法令を違憲と判断しても直ちにその法令は無効とならず、国会が自主的に法改正を行う形で是正されています(確か礼譲説と説明されていたと記憶しています)。
それを解散権にも応用できないかと。
そして、首相には勧告を尊重する義務を負わせてみると、なお効果的かもしれません。
法的な意味ではなく政治的な意味での解散権を参院に与えてはどうかというのが私の思いつきです。

 
 

2008/02/10 22:13

Commented by RAM さん

To s-tatsuさん
>そこで、考えました。
>参院の解散権を、「解散の勧告権」程度に薄めてみてはいかがでしょう?
>そして、首相には勧告を尊重する義務を負わせてみると、なお効果的かもしれません。
>法的な意味ではなく政治的な意味での解散権を参院に与えてはどうかというのが私の思いつきです。

*そうですね。仰るやり方の方が、穏やかかも知れません。
これは、次の「内閣」のエントリで、首相の信任の問題に絡めて、考え直してみます。良いお知恵を、有り難うございました。

 
 

2008/06/26 21:49

Commented by 老玩童 OJIN さん

読者からの感想です。

┌──────────「愛国人さん」50代@男性

正におっしゃるとおりです。が、残念なことに、国際法を無視し、日本を2度
と立ち上がれなくする目的で制定された日本国憲法を守る限り、日本は破滅の
道を歩むしかない。

目的を達成させるために作られた法に従う限り、その目的とする方向へ進むの
はあたりまえである。ーーー国際法に従えば、日本国憲法は無効である。

└──────────

 
 

2008/06/26 22:05

Commented by 老玩童 OJIN さん

同じくです。

┌──────────「1国民さん」

現在のように政党が幅を効かす参議院は、もはやその存在意義を失っている。

廃止するべきである。

└──────────
┌──────────「情色海岸線さん」

私は流れのことは言っていません。

「千数百年、関西の都市部に居続けている一族の者から見れば、今の都市部は
地方出身者に制圧された」

これは、差別的ニュアンスを感じます。

└──────────

 
 

2008/06/26 22:19

Commented by RAM さん

To 老玩童 OJINさん
>┌──────────「愛国人さん」50代@男性
>
>ーーー国際法に従えば、日本国憲法は無効である。

*現憲法の成立の可否については、法理解釈では、色々な説があります。そのまま是認する説、明治憲法支持説、中には、昭和21年元旦の詔勅を根拠に「五箇条のご誓文」有効説など、ですね。
RAMは、国民が、SF条約成立(進駐軍撤退)後も、改訂することなく現在まで持ち続けたことによる、「追認成立」説を採っています。民主主義の原理から言えば、一番穏健かな、と考えています。但し、中身を肯定するものではありません。

 
 

2008/06/26 22:49

Commented by RAM さん

To 老玩童 OJINさん
>┌──────────「1国民さん」
>
>現在のように政党が幅を効かす参議院は、もはやその存在意義を失っている。
>
>廃止するべきである。
>
>└──────────
*仰るように、現状のままなら、存在意義は薄いでしょう。もう一度二院制の原点に立ち返るべきと考えます。只、日本国民の「熱しやすく冷めやすい」性向を考えると、一院制では、不安が残るのも事実です。


>┌──────────「情色海岸線さん」
>
>私は流れのことは言っていません。
>
>「千数百年、関西の都市部に居続けている一族の者から見れば、今の都市部は
>地方出身者に制圧された」
>
>これは、差別的ニュアンスを感じます。
>
>└──────────
*その様な意味で言っていません。只、在来者と、新来者の利害が対立するのは、何処へ行っても同じですね。都市在住者が、地方生活をしようとしても、受け入れてもらえないケースも多いでしょう。その逆の方が、遙かに簡単です。その結果、人口は常に都市に流れ続けていますね。このブログでは、まだたどり着いていませんが、憲法には「地方自治」の項目があり、そこで考察する予定ですが、RAMは、地方分権推進論者です。人口の都市集中を否定的に見ています。情報インフラの面で、これだけ国内格差が縮まったら、首都機能の分散を手始めに、地方への人・金・権限などの再拡散を図ることで、他のインフラも拡散し、地方が成長すると同時に、都市も余裕が出来ると考えています。
「情色海岸線さん」は、都市在住者を否定的にご覧のようですが、都市在住者自身も、否定的に見ているのです。あとからあとから人が増えることで、地価が騰がり、それに起因して諸物価が騰がり、自然が減り、相対的な人間関係が希薄になり、と、最近の都市生活は、実に暮らしにくくなっています。それなのに、そこで得られた税金を地方交付税ふるさと納税、各種補助金という形で、地方に厚く再配分されています。それなら、権限も、人も、同じように再配分されて然るべき、と考えます。

 
 

2008/06/26 23:11

Commented by RAM さん

都市と地方の人口について、もう少し続けます。
今回の岩手県の地震を見て、12年前に体験した阪神大震災を思い出さざるを得ません。以前にも書きましたが、RAMも被災しました。規模だけで見ると、今回の方が、大きいようです。しかし、犠牲者の数は二桁以上、違いますね。これは、人口密度に負う部分が大きいと思います。逆に、東京で起きていたなら、神戸の数倍の方が被災することでしょう。この面一つをとっても、人口集中は抑制すべきです。過疎・過密が言われて久しいですが、一向に歯止めがかからない中に、地方分権の立ち後れがあるのは、否定できません。もう、中央集権でなければいけない時代は終わりました。これからの、緩やかな成長、或いは、衰退の歯止めには、この狭い国土全体のポテンシャルを上手く使う必要を感じます。その為の、地方分権です。人も、金も、権限も、インフラも、出来るだけ国土の全域に散らばらせるべきと考えます。そうすれば、少子化の歯止めにも、なる可能性が出てきます。RAMの、参議院選出案に、地方推薦枠を儲けたのも、その考えの延長です。

 
 

2008/07/05 11:31

Commented by 老玩童 OJIN さん

またまた続きです。

┌──────────「情色海岸線さん」
┌--------
>>それなのにそこで得られた税金を地方交付税ふるさと納税、各種補助金と
いう形で地方に厚く再配分されています。それなら、権限も、人も、同じよう
に再配分されて然るべき、と考えます。
└--------
地方に分配されなかったらさらに都市偏重になります。都市部は地方から人が
流動してきたというならば、都市部で得られた税金とはいえません。

└──────────

 
 

2008/07/05 12:01

Commented by RAM さん

「情色海岸線さん」
>地方に分配されなかったらさらに都市偏重になります。都市部は地方から人が
流動してきたというならば、都市部で得られた税金とはいえません。

*何を仰りたいのでしょうか?上記文章は、意味不明ですね。為にする反論であるなら、一度、あなたの案をお聞かせいただきたいものですね。
*なお、いつもいつも、老玩童 OJIN さんのお手を煩わせるのも申し訳ありませんので、以降は、ここへ直接お書きいただきますよう、お願いいたします。

 
 
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